インターネットFAXサービス「eFax」の利用を検討している方、または既に利用しているものの「送信できない」「送れない」といったトラブルに悩んでいる方へ。
この記事では、eFaxの基本的な送り方から、料金プラン、対応ファイル形式、送付状の書き方、さらにはユーザーの評判や口コミ、トラブルシューティング、解約方法まで、eFaxに関するあらゆる疑問を解決します。
eFaxを使いこなして、よりスムーズなFAX業務を実現しましょう。
この記事を読むと以下のポイントについて理解できます。
- eFaxの基本的な使い方と料金プラン
- 送信可能なファイル形式と送付状の書き方
- 送信できない原因と対処法
- eFaxの評判、解約方法、請求関連の情報
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eFax送り方:基本ガイド
eFaxのサービス概要
eFaxの料金プランについて
eFaxの評判と口コミ
eFaxで送信可能なファイル形式
eFax送付状の書き方

eFaxのサービス概要
eFaxは、インターネット回線を利用してFAXを送受信するサービスです 。従来のFAX機のように、紙に印刷する必要はありません 。パソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末でFAXの送受信や管理ができます 。
eFaxの主な特徴は以下の通りです。
- 世界中で1200万人以上が利用している実績のあるブランドであること。
- EメールでFAXを送受信できること。
- 全国主要都市の62市外局番と050からFAX番号を選べること。
- PDF形式で送受信するため、データの管理が容易であること。
- ビジネスや個人での利用が可能で、複数の宛先へ一斉送信も簡単であること。
eFaxを利用することで、FAX機や電話回線が不要になり、コスト削減につながります 。また、場所を選ばずにFAXの送受信ができるため、テレワークにも適しています 。受信したFAXはデジタルデータとして保存されるため、紙のFAXのように保管場所をとらず、必要な時に簡単に検索できます。
eFaxの利用方法は3通りあります。
- Eメールソフトやメールサービスを利用する。
- ログインIDとPINコードでログインするお客様の専用ページ「アカウント」を利用する。
- スマートフォンやタブレットで利用できる無料のモバイルアプリを利用する。
eFaxは、Eメールを受信する方であれば、違和感なく使いこなせるはずです。印刷が必要なデータのみプリンターでプリントアウトすれば良いので、外出先でもコンビニの複合機でプリントアウトすることもできます。
eFaxの料金プランについて
eFaxには、主に月払いプラン、3ヶ月プラン、年払いプランの3種類があります。
いずれのプランも、初期費用として1,100円の登録手数料がかかります。
プラン | 月額料金 | 無料ページ数 | 1ページあたりの超過料金 |
---|---|---|---|
月払いプラン | 1,980円 | 送受信それぞれ150ページまで | 11円 |
3ヶ月プラン | 5,346円(3ヶ月) | 送受信それぞれ150ページまで | 11円 |
年払いプラン | 19,800円(年) | 送受信それぞれ150ページまで | 11円 |
ページ枚数は、通信時間によって計算され、60秒ごとに1ページとして計算されます。
料金プランを選ぶ際には、FAXの利用頻度、契約期間、コスト、FAX番号などを考慮しましょう。
- 長期的に利用する場合は、年払いプランがお得です。短期間の利用であれば、月払いプランを選びましょう。
コストを重視する場合は、他のインターネットFAXサービスと比較検討することをおすすめします。eFaxは、送信に時間がかかる場合があるため、結果的に料金が高くなる可能性があります。
eFaxの評判と口コミ
eFaxの評判と口コミには、メリットとデメリットの両方があります。
メリットとして、以下のような点が挙げられます。
- FAX機がなくてもオンラインでFAXが送れるため利便性が高い。
- 従来のFAX機と比較してコスト削減が実現でき、利益増加につながる。
- 必要な場合に電子保存、不要な場合に削除できるため不要なコピーが減る。
- 外出先でもスマホのアプリでFAX受信できるので、自宅にいる必要がない。
- スマホで作成したPDFファイルをアプリから送信できる。
- 住んでいる地域の市外局番が使える。
eFaxの強みは、場所を選ばずにFAXの送受信ができる点と、全国の市外局番からFAX番号を選べる点です 。スマートフォンアプリやパソコンからFAXを送受信できるため、外出先や自宅でもFAX業務を行うことができます。また、市外局番を利用できるため、従来のFAXと同様に、地域番号を重視する企業や個人事業主でも安心して利用できます。
デメリットとして、以下のような点が挙げられます。
- 仕事で使っていると「送信できません」などの通知が来て使いにくい。
- 契約する際に既存のFAX番号を変えないといけないのはデメリット。
- 度重なる値上げや電話番号の強制変更によって不便さを感じて解約した。
- 送信エラーが頻繁に発生するため、あまりスムーズに利用できなかった。
- 電話サポート対応が悪いときや機械的なことがあるため改善してほしい。
- 過去の送信済みFAXを削除することができないため少し不便。
- サポートの対応が悪い。
- FAXが送れないなどの障害が発生する。
- 料金が高い。
- 送信に時間がかかる。
- 請求書発行手続きが複雑で、特に新規利用者には不親切。
eFaxの弱みは、サポートの対応と料金です 。サポートの対応については、機械的で融通が利かないという意見が多く、ユーザーの不満につながっているようです。また、料金については、他社と比較して高めであるという意見や、送信に時間がかかるため、結果的に料金が高くなるという意見があります。

eFaxで送信可能なファイル形式
eFaxでは、FAX送信の柔軟性を高めるために、多くのファイル形式に対応しています。ビジネスで一般的に使用されるファイルは、ほとんどそのまま送信可能です。
eFaxで送信可能なファイル形式は以下の通りです。
- Adobe PDF
- Microsoft Officeファイル
- Word(.doc、.docx)
- Excel(.xls、.xlsx)
- PowerPoint(.ppt、.pptx)
- 画像ファイル
- JPEG(.jpeg、.jpg)
- GIF
- PNG
- TIFF
- PSD
eFaxでファイルを送信する際には、いくつか注意すべき点があります。パスワード付きのファイルは送信できません。また、Excelファイルは、ファイル内のすべてのタブとセルの情報が送信されます。特定の部分のみを送信したい場合は、その範囲をPDF形式で出力して添付する必要があります。
ファイルサイズが大きい場合、送信に時間がかかることがあります。また、添付ファイルは、ドラッグ&ドロップせずに、メールソフトの添付機能を使って添付することが推奨されています。ファイルサイズには制限があり、1MBを超えるファイルは送信できない場合があります。ファイル形式に起因するエラーを回避するため、PDF形式への変換やファイルサイズの削減を試みると良いでしょう。
eFax送付状の書き方
eFax送付状は、FAX送信時に添付する表紙として、送信内容や送信元・送信先の情報を明確に伝えるための重要な書類です。受信者が送信内容をすぐに把握できるように設計されています。
送付状には、以下の情報を記載するようにしましょう。
- 送信者情報:会社名/個人名、部署名(該当する場合)、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス
- 受信者情報:宛先の会社名/個人名、部署名(該当する場合)、FAX番号、担当者名
- 送信内容:日付、件名、送信枚数(送付状を含む)、メッセージ本文
- 機密情報の取り扱い:必要に応じて「部外秘」「社外秘」などの表記
eFaxのアプリでは、送付状をボタン一つで付け外しできる機能もあります。また、アカウント利用では署名や押印も可能です。
以下は、eFax送付状の例文です。
見積書を送付する場合
拝啓
ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のお引き立て誠にありがとうございます。
早速ではございますが、下記の書類をお送りいたしますので、ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。
敬具
記
〇〇〇〇 〇枚
お手数ですが、ご不明点がございましたらご連絡いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
以上
商品・サービスに関する提案を送る場合
拝啓
ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のお引き立て誠にありがとうございます。
早速ではございますが、今回、貴社にご提案させていただきたい商品・サービスに関する資料をお送りいたします。
ご検討いただけますと幸いです。
敬具
記
〇〇のご案内 〇枚
ご質問やご相談などございましたら、お気軽にご連絡ください。
何卒よろしくお願い申し上げます。
以上
謝罪や訂正を含む場合
拝啓
平素より大変お世話になっております。
〇〇でございます。
先日お送りいたしました「〇〇書類」につきまして、記載内容に誤りがございましたため、訂正した書類を改めてお送りいたします。
つきましては、下記の訂正箇所をご確認いただき、恐れ入りますが、前回お送りしました書類は破棄していただけますようお願い申し上げます。
敬具
記
訂正箇所は以下の通りです。
訂正箇所:
該当ページ:〇ページ
誤:〇〇〇〇
正:〇〇〇〇
該当ページ:〇ページ
誤:〇〇〇〇
正:〇〇〇〇
ご不明な点がございましたら、ご連絡いただければ幸いです。
改めてお詫び申し上げます。
以上
eFaxでは、Eメールの件名と本文に入力したものが、そのまま送付状の件名とメッセージに表示されます。送付状が不要な場合は、メールの件名を完全に空欄にし、本文に半角小文字で {nocoverpage} と入力してください。
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eFax送り方:トラブル対応
eFaxで送信できない原因
eFaxで送れない場合の対処法
eFaxの解約方法について
eFax領収書の発行方法
eFax請求書の発行について
eFax適格請求書について

eFaxで送信できない原因
eFaxでFAX送信ができない原因はいくつか考えられます。考えられる原因を把握し、適切な対処を行うようにしましょう。
- 番号の入力ミス FAX番号を間違って入力していると、送信できません。特に、海外へ送信する場合は、国番号を正しく入力する必要があります。日本国内へ送信する場合は、市外局番の最初の「0」を除いた番号を入力します。例えば、03-1234-5678へ送信する場合は、81312345678と入力します。
- 送信用のメールアドレス未登録 eFaxでは、あらかじめ管理画面で登録したメールアドレスからのみFAXを送信できます。登録されていないメールアドレスから送信しても、エラーとなり送信できません。
- 対応していないファイル形式 eFaxで送信できるファイル形式は限られています。PDF、Microsoft Officeファイル(Word、Excel、PowerPoint)、JPEG、GIF、PNG、TIFFなどの一般的な形式は利用できますが、対応していない形式のファイルを添付しても送信できません。
- ファイルサイズ制限 eFaxでは、送信できるファイルサイズに制限があります。ファイルサイズが1MBを超えると送信できない場合があります。
- 特殊な番号への送信 eFaxでは、フリーダイヤルやナビダイヤルなどの特殊な番号にはFAXを送信できません。
- インターネット接続の問題 インターネット接続が不安定だったり、切断されている場合もFAXを送信できません。
- メールサーバーの設定 メールサーバーの設定によって、eFaxからのメールがブロックされている場合もあります。
- その他 送信先のFAX回線が使用中、送信先のFAX機にエラーが発生している、eFaxのサービス自体に障害が発生している、などの原因も考えられます。
eFaxで送れない場合の対処法
eFaxでFAXが送れない場合、以下のステップで対処を試みてください。
- エラーメッセージの確認 エラーメッセージが表示されている場合は、その内容を確認し、原因を特定します。
- 番号の確認 FAX番号が正しい形式で入力されているか確認します。国番号、市外局番、市内局番に誤りがないか確認してください。
- メールアドレスの確認 送信に使用しているメールアドレスが、eFaxに登録されているものと同一であることを確認します。
- ファイル形式の確認 添付ファイルがeFaxでサポートされている形式であるか確認し、異なる場合はPDFなどの対応形式に変換します。
- ファイルサイズの確認 添付ファイルのサイズがeFaxの制限(1MB以下)を超えていないか確認し、超えている場合はファイルサイズを小さくします。
- インターネット接続の確認 インターネット接続が安定しているか確認します。
- メールサーバー設定の確認 メールサーバーの設定で、eFaxからのメールが受信できるように設定されているか確認します。
- 時間を置いて再試行 一時的な問題である可能性も考慮し、しばらく時間を置いてから再度送信を試みます。
- 他の送信方法を試す スマートフォンアプリで不具合が疑われる場合は、PCまたはブラウザからの送信に切り替えてみます。管理画面からの送信も可能です。
- eFaxのサービス状況を確認 eFaxの公式サイトで、サービスに障害が発生していないか確認します。
- eFaxサポートへの問い合わせ 上記を試しても問題が解決しない場合は、eFaxのカスタマーサポートに問い合わせます。
eFaxの解約方法について
eFaxの解約手続きは、オンライン、電話、またはメールを通じて行うことができます。
- オンラインでの解約 eFaxの管理画面にログインし、「アカウントの更新」から「お支払い情報」タブを選択し、「解約する」をクリックします。未払い料金がある場合は、オンラインで解約手続きを進めることができません。
- 電話での解約 eFaxのカスタマーサービス(03-6758-0857)へ電話をかけ、解約したい旨を伝えます。受付時間は平日の9:00~17:00(祝祭日を除く)です。本人確認のため、契約中のFAX番号、請求書番号、クレジットカードの下4桁などの情報が必要になります。
- メールでの解約 メールで解約を申し込む場合も、電話での解約と同様に、本人確認情報を記載する必要があります。
解約時の注意点として、解約可能日が平日に限定されていること、月末に近いタイミングで手続きを行うと翌月分の料金が発生する可能性があること、解約後は送受信したFAXデータにアクセスできなくなるため、必要な情報は事前にバックアップしておくことが挙げられます。また、解約手続きが完了すると、すぐにFAXの送受信ができなくなるため、重要なFAXは解約前に保存しておきましょう。
eFax領収書の発行方法
eFaxでは、通常の領収書は発行されず、請求書が領収書の役割を担います。クレジットカードで支払った場合は、決済が完了し、未払い残高が0円になった請求書が領収書として利用できます。銀行振込や口座振替の場合は、翌月発行される請求書に支払い済みの金額が記載されるため、同様に領収書として使用可能です。
請求書はeFaxの管理画面内にある「請求書」フォルダからダウンロードでき、登録済みのメールアドレスにも送付されます。郵送での領収書発行は行われていないため、必要な場合はPDF形式の請求書を印刷して保存してください。

eFax請求書の発行について
eFaxの請求書は、支払い方法に応じて自動的に発行されます。クレジットカード払いの場合、決済完了後、未払い残高がゼロになった時点で請求書が発行されます。銀行振込の場合は、振込完了後に発行されます。
請求書はPDF形式で管理画面からダウンロードでき、登録メールアドレスに配信されるため、電子データとして保管します。請求書の発行条件は、利用開始日を基準とした利用期間で締められるため、月末ではなく契約内容に応じた期間設定が適用されます。複数アカウントの一括請求を希望する場合は、事前にカスタマーサービスに連絡する必要があります。
eFax適格請求書について
2023年10月1日から、日本でインボイス制度が開始され、eFaxは適格請求書発行事業者として登録されています。これにより、eFaxは法令に準拠した適格請求書(インボイス)を発行しています。
適格請求書には、取引内容、品目、数量、金額、適用税率ごとの消費税額、事業者の登録番号などが明記されます。取引先は、この適格請求書によって仕入税額控除の適用を受けることが可能です。また、適格請求書は電子帳簿保存法の要件に従ってデータ保管する必要があります。FAX送信を活用した請求書運用により、効率的かつ法令を遵守した体制を構築し、業務の自動化や請求プロセスの合理化を実現できます。
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「eFax送り方」のまとめ
- eFaxはインターネット回線を利用してFAXを送受信するサービスである
- パソコンやスマートフォンからFAXの送受信や管理ができる
- 世界中で1200万人以上が利用している実績のあるサービスである
- 全国主要都市の62市外局番と050からFAX番号を選べる
- PDF形式で送受信するため、データの管理が容易である
- 月払い、3ヶ月、年払いの3つの料金プランがある
- 送受信それぞれ150ページまで無料、超過分は1ページ11円である
- FAXの利用頻度が少ない場合は月払いプランがおすすめ
- 長期利用や毎月150ページを超える場合は年払いがお得
- 送信可能なファイル形式はPDF、Word、Excel、JPEGなど多岐にわたる
- パスワード付きファイルや1MBを超えるファイルは送信できない場合がある
- eFax送付状はEメールの件名と本文を利用して簡単に作成できる
- 送信できない場合は番号の入力ミスやファイル形式などを確認する
- 解約はオンライン、電話、メールで手続き可能である
- 請求書は管理画面からダウンロードでき、領収書としても利用できる